コース3

KOGEIからアートまで
ミュージアムめぐり

伝統を継承しつつ新しいものを創造することで育まれてきた、石川の芸術文化の世界。KOGEIから現代アートまで、奥深くて魅力的な“ミュージアム”を楽しむためのおすすめコースです。

行程
約1.5km
所要時間
約3時間30分

行程には各スポット内の移動距離を、所要時間には各スポットの見学時間(30分~60分程度)を含んでいます。

ルート案内

国立工芸館

金子潤《Untitled (13-09-04)》2013年
金子潤《Untitled (13-09-04)》2013年 写真:太田拓実
日本唯一、工芸専門の美術館へ 

日本の工芸を語るうえで欠かせない多彩な作品がコレクションされ、特定のテーマに基づいた所蔵作品展又は企画展を通して鑑賞できます。建物左の展示棟と右の管理棟をつなぐ場所が館へのエントランスで、目の前の中庭に置かれた陶芸家・金子潤の巨大な作品が、入館者の目を引きます。

見どころポイント 「松田権六の仕事場」
  • 松田権六の仕事場

    松田権六の仕事場 写真:太田拓実

    「松田権六の仕事場」は、東京にあった松田権六の工房一室を移築したもの。作家ゆかりの制作道具類や資料展示もあります
  • 旧陸軍第九師団司令部庁舎(1F階段ホール)

    旧陸軍第九師団司令部庁舎(1F階段ホール)
    写真:太田拓実

    展示棟の1階から2階への階段。階段天井の漆喰装飾も見逃さないで!

鈴木大拙館

鈴木大拙館
提供:鈴木大拙館
空間を回遊しながら大拙を知り、思索する

国際的な建築家・谷口吉生(よしお)氏の設計によるもので、斜面緑地を借景に、3つの棟と3つの庭を、それぞれ回廊で結ぶ印象的な建築となっています。館内は、まちなかとは思えないほどの静寂な雰囲気に満ち、石垣や水景を眺めながら回遊することで、鈴木大拙の世界観を感じとり、また、来館者自らが思索できる空間を提供しています。

見どころポイント 静かで美しい空間
  • 水鏡の庭と思索空間棟。建物と木々が映りこむ水面を眺めていると、心の中にも静寂さが広がります
  • 思索空間棟の中。長方形に切り取られた景色をじっと見つめ続けることで、少し「大拙」の世界に近づけたような気分になれるかも

中村記念美術館

中村記念美術館
お茶道具、金沢ゆかりの工芸品の鑑賞へ

酒造家で茶道にも造詣が深かった実業家の中村栄俊(えいしゅん)氏が収集した茶道美術品を中心に、古九谷、加賀蒔絵、加賀象嵌など工芸品から現代作家の作品を所蔵。所蔵品の特徴をいかした茶道具や香道具の展覧会など、趣向をこらした企画展が開催されています。

見どころポイント 「黒織部沓茶碗(くろおりべくつちゃわん)」
  • 茶道具類のひとつ「黒織部沓茶碗」は桃山時代から江戸初期の織部のもので、文様には吊るし柿が描かれています。この茶碗をモチーフにした、館オリジナルのトートバッグがおすすめ!

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館
撮影:石川幸史 写真提供:金沢21世紀美術館
見て触れて、感じて楽しむアート空間へGO!

古いものも新しいものも柔軟に取り込む金沢ならではの、現代アート美術館。年間約250万人の驚異的な来館者数を示し、世界的な人気を誇ります。有料ゾーンでの展覧会はもちろん、誰もが気軽に立ち寄れる無料の交流ゾーンも充実。館内各所にちりばめられた恒久展示作品など、感じて楽しめるアートと空間に満ちています。

見どころポイント 「スイミング・プール」
  • 光庭のひとつに設置されたレアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」。水で満たされたプールの中にどうして人が?と驚く仕掛けの種明かしは、実際に見て確かめましょう

金沢能楽美術館

金沢能楽美術館
演劇として世界最古といわれる舞台芸術の世界へ

能は、継承されている演劇としては世界最古といわれ、650年間続く日本独自の舞台芸術です。金沢では、歴代藩主が能を愛好したことで能が盛んな町となり、現在も「加賀宝生」に受け継がれています。館では、贅と技術の粋が尽くされた能装束、能面などの貴重な能道具や資料を保存展示。能に特化した美術館ならではの、特別な魅力にあふれています。

こちらもおすすめ 絢爛豪華な能装束
  • 2階メイン展示室では、絢爛豪華な能装束を至近距離で鑑賞できるよう工夫されています ※平台での展示内容は企画展ごとに異なります
  • 金沢能楽美術館と金沢・クラフト広坂の間の通路の向こうにある1本の松の木が、ガラス張りの建物壁面に映りこみ、まるでツインズのように
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