コース1

フォトジェニックスポットにも!
レトロ建築めぐり

金沢市内、特に兼六園を中心とした半径1㎞圏内の兼六園周辺文化の森には、レトロな雰囲気で写真映えする近代建築が数多く残っています。明治・大正期の雰囲気に触れる旅を、ぜひお楽しみください。

行程
約1.5km
所要時間
約3時間30分

行程には各スポット内の移動距離を、所要時間には各スポットの見学時間(30分~60分程度)を含んでいます。

石川四高記念文化交流館(旧第四高等中学校本館)

石川四高記念文化交流館
学都・金沢を象徴する赤レンガ建築へ

かつて旧制第四高等中学校(現・金沢大学)として利用された赤レンガのモダンな建物。1階と2階の間や屋根瓦の下、窓のアーチ部分などには色の違う白いレンガが貼られるなど、装飾的な工夫が凝らされています。建築当初の間取りがほぼそのまま残る貴重な建物で、「学都」と呼ばれた往時の様子を今に伝えています。

DATA旧第四高等中学校本館(国指定重要文化財)
竣工年:明治24(1891)年

見どころポイント レトロな廊下
  • 明治期の雰囲気を残す廊下。大きな窓からは明るい光が差し込みます

石川県政記念しいのき迎賓館

石川県政記念しいのき迎賓館
大正時代の面影を映す旧石川県庁舎

大正時代に建築されたかつての石川県庁舎は、石川県初の本格的な鉄筋コンクリート建造物。スクラッチタイルの外壁や大理石張りの中央階段、漆喰の照明飾りなどが保存され、建築当時と変わらない魅力を放っています。平成の移転後の大幅リニューアルでは増築部分が全面ガラス張りとなっており、金沢城の石垣が一望できます。

DATA旧石川県庁舎本館(国登録有形文化財)
竣工年:大正13(1924)年

見どころポイント 全面ガラス張りならではの眺め
  • 全面ガラス張りの北面からは金沢城の石垣がパノラマビューで鑑賞できます
  • 建設当時から残る大理石の中央階段

石川県立美術館 広坂別館 石川県文化財保存修復工房

石川県立美術館広坂別館
本多の森に静かにたたずむ三角屋根の洋風建築

広坂の神社の裏手から本多の森への階段を上った先にあるのは、急勾配の瓦葺屋根と正面に張り出した大きな三角破風が印象的な、一軒家のような洋風建築。大正時代に陸軍第九師団長官舎として建築されたもので、平成28(2016)年からは石川県立美術館の文化財修復工房のガイダンス施設として活用されています。

開館時間
9:30~17:00(入館16:30まで)
※修復工房ガイダンス室と見学スペースは入場無料
休館日
年末年始、展示替え期間
※詳細はお問い合わせください

DATA旧陸軍第九師団長官舎(国登録有形文化財)
竣工年:大正11(1922)年

見どころポイント アンティークな装飾が残るガイダンス室
  • 修復工房のガイダンス室として使われているかつての応接室。暖炉のマントルピース(暖炉飾り)が見事

国立工芸館

国立工芸館
全国でも希少な現存する明治期の旧陸軍施設

近現代の工芸・デザイン作品が収蔵されている国立工芸館。建物は明治後期に建築された旧陸軍の施設2棟が本多の森に移築・復元され、館として利用されています。過去に撤去された部分や外観の色なども建築当時に合わせて忠実に復元され、明治時代の雰囲気が感じられます。

DATA[左]旧陸軍第九師団司令部庁舎(国登録有形文化財)
竣工年:明治31(1898)年

DATA[右]旧陸軍金沢偕行(かいこう)社(国登録有形文化財)
竣工年:明治42(1909)年

見どころポイント 旧陸軍第九師団司令部庁舎の階段ホール
  • 旧陸軍第九師団司令部庁舎(2F階段ホール)
    写真:太田拓実

    重厚なケヤキ造りの階段とアーチ型の窓がレトロな雰囲気を際立たせます

いしかわ赤レンガミュージアム

いしかわ赤レンガミュージアム
明治・大正期の外観が忠実に復元された3つの赤レンガ倉庫

明治末期から大正初期にかけて陸軍の兵器庫として建築された赤レンガ倉庫は、現在「石川県立歴史博物館」「加賀本多博物館」として活用中。建物の長さはおよそ90mあり、3棟並んだ姿は圧巻です。また、外観を忠実に復元しながら内装を補強する大規模改修も施されており、エントランスにはかつてのレンガ造りの基礎や木造の梁が復元・展示されています。

DATA旧金澤陸軍兵器支廠(ししょう)兵器庫(国指定重要文化財)
竣工年:明治42(1909)年(第3棟)、大正2(1913)年(第2棟)、大正3(1914)年(第1棟)

見どころポイント レンガ造りの現状保存展示
  • 第2棟の受付近くではレンガ造りの基礎を展示しており、ガラス越しに鑑賞できるよう工夫されています
  • 第1棟の中央階段は、当初あったものではなく改修時に撤去された木材を再利用したもの。漆喰の壁や天井とともに大正時代の雰囲気を醸し出しています
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