金沢城公園には江戸時代に建てられた城郭建造物が3つ現存しており、国の重要文化財に指定されています。歴史ある建物を保存しつつ多くの方に往時の姿を見ていただくため、年間約160日の期間限定で建物内部を公開しています。公開予定日は下のカレンダーをご覧ください。建物内には「城と庭のボランティアガイド」の方が常駐しており、解説を聞くことができます。



公開予定日

 毎週末に加え、ゴールデンウイークや夏休み、桜や紅葉の見ごろにかけて公開します。冬季(12月~2月)は閉鎖しています。



見どころ

金沢城 石川門

 銀色に輝く鉛瓦に白の塗籠壁(ぬりごめかべ)と海鼠壁(なまこかべ)が巧みに組み合わされた城門の代表。表門と櫓門、二重二階の櫓、渡り櫓、附属左右太鼓塀からなる枡形門です。枡形門とは、二つの門をL字型に繋げて間を囲うことで、敵が攻めにくく敵を捕らえやすいよう設計された門です。太鼓塀とは、塀の内部を空洞にして中に小石を詰めることで、鉄砲の弾が貫通することもなく、塀に穴が開いても小石が穴をふさぐよう設計された塀です。
 大火で焼失し、現存のものは天明八年(1788年)に再建されたものです。230年の時を超え、往時の威容を今に伝えています。

金沢城 鶴丸倉庫(金沢城土蔵)

 幕末の嘉永元年(1848年)に竣工した武具土蔵。実際に建築されているのは鶴の丸ではなく東の丸附段(つけだん)です。切妻屋根は桟瓦葺き(さんがわらぶき)で、天井裏を土壁で塗りこめ、その上に瓦を葺く鞘屋根の構造となっています。石板を貼った外壁など、櫓や城門とはデザインを変えています。2階建ての構造は珍しく、延床面積約636㎡は城郭内に残っている土蔵としては国内最大級の規模です。

三十間長屋

 本丸附段にある二層二階の多門櫓。安政5年(1858年)に再建されたもので、内部は堅牢、外観はひときわ美しい。藩政期には武器庫や櫓として使われており、唐破風(からはふ)、千鳥破風(ちどりはふ)の出しが城下ににらみを利かせています。



スタンプラリー

 令和3年のゴールデンウイークから金沢城公園の重要文化財をめぐって絵柄を完成される重ね捺しスタンプラリーを開催します。
 詳しくはスタンプラリーのページをご覧ください。(公開前)