行程には各スポット内の移動距離を、所要時間には各スポットの見学時間(30分~60分程度)を含んでいます。
約1.3km約20分
約600m約8分
(獅子巌から)約80m約1分
約250m約4分
約600m約8分
尾山神社の広い境内の一画に不思議な石が4つ。置かれているのは前田家より拝領の「さし石(力石)」という石で、古くより力比べのために使われ、「番持ち石」とも言われます。力と技を競い合ってきたことにちなんで、この石に触ると健康になるという言い伝えがあります。
曲水にかかる雪見橋正面に位置する「七福神山」は、加賀前田家12代前田斉広(なりなが)の隠居所「竹沢御殿」から眺めるための庭園の一部に造られた築山で、七福神になぞらえた7つの自然石が配されています。思いを込めて、七福神に見立てた石を眺めれば、いいことがあるかも。
兼六園内には動物の形をした自然石があり、虎石・龍石・獅子巌と呼ばれる3つの石は兼六園の三要石といわれています。虎や龍、獅子は天子や英雄、偉人をあらわし、それにあやかり出世を願って配石されたものだとか。いずれも兼六園を護る魔除や守り神のために置かれたもの。発見できた時はうれしさ倍増!
いざなみ、いざなぎの尊が子孫繁栄の術を鶺鴒から教わった故事になぞらえてその名がある小さな島で、人生の三儀式「誕生・結婚・死」を「陰陽石・雌雄の松・五重の石塔」で表し、配しています。他の庭園ではあまり見られないものだとか。
金澤神社境内には、その昔、ここの湧き水で芋を洗ったところ砂金が出てきたと伝わる「金城霊澤」があり、「金洗いの沢」とも呼ばれ金沢の地名の語源になったとされています。今も美しく湧き水をたたえ、またこの霊水は神社の手水舎にも使われており、お水取りをすればご利益をいただけます!
石川県政記念しいのき迎賓館の建物前にそびえる、二本の大きな樹。どちらも樹齢約300~400年とされる国指定天然記念物のスダジイの巨木で、左右に佇む様は、まるで神社の狛犬のように魔除の役割を担っているかのよう。幹を広げるシイノキの力強い生命力から、あふれ出るパワーを感じ取ってみてください。