【リング】貞子のモデルは御船千鶴子と高橋貞子！ロケ地や千里眼の実験施設はどこ？

【リング】と言えば日本のホラーの代表作の一つに数えられる名作です。

実は【リング】の怨霊「貞子」にはモデルがいます。

今回は貞子のモデルを中心に【リング】について調べてみました！

【リング】貞子のモデルは御船千鶴子と高橋貞子

【リング】の怨霊「貞子」にはモデルとされる人物が複数います。

三船千鶴子

三船千鶴子は明治時代に行われた、福来友吉博士の超能力実験の被験者です。

透視能力を持つ超能力者とされていました。

漢方医の娘として生まれた千鶴子は生まれつき右の耳が聞こえにくかったようです。

大変な集中力を持っていたそうですが、学業については特に優秀ではなかったといいます。

観世音菩薩を深く信仰していました。

彼女が「透視能力に目覚めた」きっかけは、姉の夫であった清原猛雄が「お前は透視ができる」という催眠術をかけたことがきっかけとされています。

やがて千鶴子は人体の透視や治療ができるようになり、評判となります。

1908年には陸軍中尉河地可謙と結婚しましたが、1910年には離婚しています。

1910年2月に初めて福来博士の実験の被験者となり、4月、9月、そして通信実験と、福来博士の実験に協力しました。

1911年1月18日に重クロム酸カリウムで服毒自殺をはかり、翌未明に死亡。

享年24歳でした。

高橋貞子

高橋貞子も三船千鶴子と同じく福来博士の超能力実験の被験者だった人物です。

「透視」や「念写」の能力を持つとされていました。

【リング】の「貞子」の名は彼女の名に由来します。

幼いころから寡黙で不愛想だったという貞子ですが、困っている人には手を差し伸べずにはいられないという同情心の深い女性でもありました。

父親が日蓮宗の熱心な信者だったことから、彼女も日蓮宗を厚く信仰していたようです。

貞子は夫によって「超能力」を発見されました。

当時貞子夫婦は東京で、福来博士と面識のある鵜澤総明氏の邸宅内の一戸に暮らしていたことから、福来博士に引き合わされ、超能力実験の被験者となりました。

福来博士が「透視と念写」の出版で批判を浴び、休職命令を受けた後は「自分たちの実験が福来に害をもたらした」と責任を感じて郷里の岡山へ戻りました。

貞子は岡山で1925年ごろまでは心霊治療を行っていたことがわかっており、1933年ごろまでは岡山にいた記録があるそうですが、晩年の様子や没年はわかっていません。

【リング】のロケ地を紹介

映画【リング】の撮影が行われたロケ地を紹介します。

アメリカキャンプ村

物語の発端である「井戸の上に建てられた貸別荘」のロケ地はアメリカキャンプ村の「ログハウス/L6」です。